君が手渡してくれた夏──SUMMER STATION 2022

 

ありえないくらい眩しく笑うから好きのかわりに夏だと言った

──岡本真帆『水上バス浅草行き』

 

⚠憶測!!!人間への解釈!!!!自分語り!!!!!!

 

2022年8月12日開催『コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE』仲村宗悟さん回行ってきました。

話したいことが……ありすぎる❕ので記事を書きます。

まずは仲村宗悟さん、34歳のお誕生日おめでとうございます。そしてコロナ療養本当にお疲れさまでした。療養中色々考えてしまったりしたかもしれませんが、私たちオタクは貴方が元気でいてくれればそれだけで嬉しいのでね……(序盤から激重感情)

推しが療養している間はONEPIECEにメンタルを救われました。ルフィさんとトラファルガー・ローさんが……すごくて……。現実世界で換算したらお前らもう10年ぐらい一緒におらんか??

 

ライブステージの前に行われたブルーロックステージにも行ってきました。コロナ療養明け一発目のイベント。

上手の舞台袖から推しが手を振りながら登場しシャツイン!!!!!!かわいい~~~泣泣。にこにこ笑っている……生きている……。

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去年の夏にブルーロックのアニメ化が発表されて、バンナム案件だった上に劇伴が村山☆潤さんだったからその時点でオタクみんな「あっ……(察し)」て思ってただろ。そして今年5月の続報でキャストに推しがいて「役満」だった。

そして今回の特報PVで主題歌の発表。おめでとうございます!1年越しの伏線回収です!!

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OPがユニゾンでEDが仲村宗悟さんって何?俺の夢?

実際確信は持っていてもやっぱり現実になると手が震えた。特報PVで短く映るクレジットにエンディング仲村宗悟って書いてあるのを見つけた瞬間に脳内物質がドバっ!!!!!!!!これだからオタクってやめられなくって……。発表の時も客席がワッ……!て湧いていたのがね~……嬉しい……。

ステージに推しが出てきたときの療養前と変わらない笑顔にすごく安心して、おちゃらけて場を盛り上げる姿とか、後輩の子たちが話しやすいようにフォローを入れたりする姿がもう、私の大好きな仲村宗悟さん。まだライブステージ前なのにもう幸福度120%。アナタは私を10点満点中11点をとったような気分にさせる~~(直訳ケーポップ)


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ブルロステージ後ご飯を食べて時間を潰してからライブへ。中華屋で五目チャーハンと大根餅を注文したら大根餅が思った以上にデカくて全部腹に収めたはいいものの吐きそうになる(バカ)

ライブステージなんですがね、最前でした。整番感謝……。野外生バンドの仲村宗悟さんのライブを4000円で観ていいんですか!?!?!?

会場内に延々と流れるHiHiJetsと美 少年の「未来SUNRISE」。流れすぎてサビが歌えるようになるレベル。いい曲ですね。

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2022年8月28日までの限定公開らしいです。どうでもいいけど上の動画の後にはいじぇちゃんのカウコンメドレー自動再生されたんだけどめちゃくちゃ良いやんけ!!!!!!!

 

開演時間になり、2ndライブのovertureが流れバンメンが登場。ベースの奏ちゃんさんは1stライブ以来。お久しぶりです。

そして仲村宗悟さんの登場。JUMPのイントロが始まり空間が「仲村宗悟のライブ」になった瞬間、心熱く燃え盛り季節が息を吹き返しました。𝑰𝒕'𝒔 𝒎𝒚 𝑭𝑰𝑬𝑺𝑻𝑨. 仲村宗悟さんFIESTA歌ってください。

もう仲村宗悟さんがステージの上で歌っていることが嬉しい。変わらない引力の強さで観客の目線を離さない。配信アーカイブを見ると濱ちゃんが後ろで口パクで歌っていて、この後の曲でも同じように楽しんでいたのがすごく嬉しかった。濱ちゃんLOVE。

JUMPが終わったあとの拍手から不思議と観客の感情が伝わってきた。みんな思ってることは同じ。

MCの「復活したぞ俺~!!」う゛ん゛……!!!!!心の中でクソデカお帰りなさいを叫んだよ。

というか最前で浴びる仲村宗悟さん、目がデカい。目がデカすぎる。歌が上手いうえに目がデカい。ずっと顔見てた(……)

MCが終わり、2曲目の「Oh No!!」へ。ライブ限定の特殊イントロで毎回優勝している。1番Aメロの「平穏風な暮らし」のところでちょっと体をウェーブさせたのがセクシーだった。

2020年、仲村宗悟さんがコロナの濃厚接触者になったときに自宅で制作した楽曲。この曲を療養明けの宗悟さんが歌っている。「時代」の歌だ。

奢りギターが出てきて「imitation」へ。イントロに入る直前にピック?を勢いよく引き抜いたらピョーンて飛び出してきて「やべー!笑」って感じの顔をしていた。かわいい。

1番の終わりごろから声が出なくなってきて、2番の終わりでは高音が出なかった。コロナ明けで咳がまだ残っていたのは知っていたし、ブルロステージでもたびたび咳き込んでいた。本調子ではないことはわかっていた。

このライブを中止にすることもできたかもしれない。でも彼はステージに立った。そして目の前で歌っている。ならば私はそれを見届けなければならない。ライトブレスレットをつけて、腕が限界になっても拳を振らなければならない。

4曲目「わかってちょうだいね」。イントロ入ったらなんか目の前ゼロズレで仲村宗悟さんがギタープレイをしているのだが?アウトロでもなんか仲村宗悟さんが目の前で奏ちゃんさんと向かい合ってギタープレイをしているのだが?最前ってすげ~(カス感想)

この曲でも高いところが声がかすれて出なくなるシーンがいくつかあった。でも最後のフェイクは決めてきて惚れるかと思った。嘘、もう惚れてる(は?)

「Oh No!!」「imitation」「わかってちょうだいね」の定番繋ぎは激しくて、療養明けだと恐らくメチャクチャ辛い。でも多分セトリを変えなかったんだろうな……。このゾーンを歌い切った推し、カッコよすぎる。

曲が終わり暗転して、推しがステージの後方で水分補給をしているとき、濱ちゃんと言葉を交わしているのが見えた。推しの表情は見えなかったけど濱ちゃんは笑顔で、恐らく推しを労わる言葉をかけていたのだろうか。本当にLOVE。

MCでは降り始めた雨を「祝福」と言っていてす、好き~。

5曲目「壊れた世界の秒針は」。RE-MAINもテレ朝だったからね。

この頃には雨脚が強まり、ステージにも小雨が降り注いできていた。「水」と関わりが深いこの楽曲にピッタリ。自然も演出に加わってくれるなんて……地球くんも仲村宗悟さんのことが好きだもんな!

ラスサビに入る直前、一瞬のブレイクが入ってからまた曲に戻る構成があるがあそこ毎回決めてくるの凄いし気持ちェェ~~~~~~~~~。

6曲目「素敵な世界で」。

落ちサビでオクターブを下げて歌い、後半の歌詞を歌わなかったのを見て、「この光景を目に焼き付けなくてはいけない」と思った。これから長く長く続いていくであろう彼のアーティストの活動の中で、この言葉の使い方は恐らく誤解されるかもしれないが、いつかまた思い出したいと願う光景だった。

最後の「こんなにも愛しい世界で」の「で」の部分が出なくて、でも声を搾り取るように、なんとか最後の音を響かせたところで感情がめちゃくちゃになった。「Show must go on」だ……。

推しが戻ってきてくれて、笑顔を見せてくれて、世界はなんて素敵なんだろうとまた思えました。

「素敵な世界で」が終わり暗転したあとの、客席の鳴りやまない拍手。仲村宗悟さんが魂を削って届けようとしてくれる「なにか」は、私たちに伝わっている。

あの瞬間、仲村宗悟さんのいのちが強く輝いていた。

秋元(康)さんに言われた言葉で、2つ印象的なものがあります。

(中略)

もうひとつは「作り手側が汗を流さなければ、人は涙を流さない」。

上記はAKB48の衣装などを手掛けるオサレカンパニー代表・茅野しのぶさんがインタビューで語った話だ。康の言葉を借りるのはシンプルに悔しいのだがマジで「これ」なんだよな……。

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いのちは永遠ではない。刹那的な強く眩しい輝きは大衆の心を惹きつける。私もまた大衆の一人だから、その輝きに魅せられてしまう。はぁ……ゼロ番に立つ男……。

最後の曲は「ナチュラル」。うまく声が出なくて悔しい表情をたびたび漏らしていたけど、笑顔で終われるこの曲が最後で良かった。

バンドメンバーの紹介が挟まり、メンバーとニコニコしながら音で遊ぶ姿。空間があったけえ~~。

ライブが終わり、最後に「足元に気を付けて帰ってね」とオタクを気遣う言葉をくれた仲村宗悟さんの優しさに包まれながら退場。

入場時にコーラを貰ったのに帰りにもまたコーラを渡されてウケる。Twitterを見たら何本でも貰えたらしい。荷物がいっぱいだったから苦しいけど正直10本くらい欲しかった。4000円でライブが見れるうえにコーラも貰えるサマステ最高すぎるだろ。また呼んでください。

 

ライブ直後、仲村宗悟さんのライブを見たばかりなのにもう仲村宗悟さんのライブに行きたくなっていた。ランティスへ、大阪城野外音楽堂日比谷野外大音楽堂のツアーしませんか?オタクより。

 

40分という短い時間でありながら、「仲村宗悟」という人の生きざまを見せられた。いや……仲村宗悟さんカッコ良すぎる……。私さん男を見る目がありすぎるだろ(熱い自画自賛)(?)

 

夏。仲村宗悟さんが生まれた季節だ。上京してから東京の夏のクソ具合にキレているが仲村宗悟さんの季節というだけで許している(虫は許さない)。

サマステのライブは夜で、雨も降っていたのに、特大の「夏」を感じた。夏の男、さすがすぎる。

もうすぐアニサマだ。夏も終わりが近づいているらしい(クソ暑いがホンマか?)。11月には新曲のリリースもある。彼が魂を削って届けてくれた夏を抱いて次の季節を迎える。そしてまた夏が巡ってきて、彼は年を重ねる。願わくば、次の夏はこちらの声が届けられる夏でありますように。