令和に推しがスラダン声優になった

⚠THE FIRST SLAM DUNKネタバレと話題反復横飛びと自分語りと実在人間への解釈!!!!!!!

⚠この記事のメインは作品評ではありません。ほとんど仲村宗悟さんの話なのでその点ご留意願います。

 

みんなはさ……人生ジャンルのソシャゲのサ終発表と、めちゃくちゃ大好きな男のクソデカコンテンツ出演発表が同日にされたこと……ある?

私はあるよ。

仲村宗悟さんのオタクは令和4年11月4日を一生忘れないだろう。ソーシャルゲーム版『アイドルマスターSideM』サービス終了のお知らせと『THE FIRST SLAM DUNK』のキャスト発表を同日にされたのだ。情緒、死んじゃった。笠間淳さんのオタクもそうだよなぁ!!!?!?!??

お昼ごろに京王電鉄の車内でサ終のお知らせを食らい、ヘロヘロになりながら一日を過ごした。人通りの少ない帰り道、もうすぐ家に着くという頃合いに、隔週金曜日に放送されている仲村宗悟さんの個人番組を観ながら歩いていた(NO!歩きスマホ)(ごめん)。自分の部屋のドアを開けようとしたらコメントが騒がしい。

 

「スラダン!?」「今特番やってる!!」「リョーちん!?」

 

?????????????


www.youtube.com

慌てて部屋に入りPCを開いてYouTubeで特番を検索した。混乱している頭の中でも理性が働いていた部分が私に「つまり、キャス変。」と囁く。声優のオタクをしているとキャス変が荒れるのは常識なので(世知辛い世の中である)、チャット欄を秒速で閉じて画面をシアターモードにしてコメント欄も見えないようにした。リスク回避には自信があります。

というか個人番組も放送されているのでオタクはどっちを見ればいいのか分からない。助けてほしい。

こんなカオスな状況でも画面に映る仲村宗悟さんは愛らしかった。アニャ~。

 

スラダンの映画をやるらしいというのは知っていた。しかし、私はスラムダンクに触れたことがない。如何せん原作の連載終了もアニメ放送も私が生まれる数年前の出来事なので、きっかけがなかった。でも推しがスラダンの映画に出演するという。観ないという選択肢など端からない。

声優を推してたら令和にスラダンを履修することになった。こんなことってあるんだ。

 

というか公開まであと1か月らしい。1か月なんて秒だよ。

このオタクは1月に卒論の提出を控えていた。原作もアニメも履修できるかわからん。まあ……履修できなくても……ええか!!!!!!なぜならどっちみち観るからです。

無知すぎて、アニメ映画でよくある「n週間限定公開」とか「特定の劇場でのみ公開」とかそういうやつなのかなって思ってたら全国数百館の映画館で一斉ロードショーだった。もしかして……大事(おおごと)!!!?!?(そうだよ)

というか私が思っていた以上にキャス変が世間ではデカい事件だったらしくネットニュースをめちゃくちゃ見たしめちゃくちゃ荒れているのも見た。しかしオタクには関係のないことである。なぜならどっちみち観るからです。

でも一応キャラクターの名前は調べてから行こうと思いWikipediaを見た。桜木花道さんって人が主人公なんだ、へぇ~(そこから!?)(すいません……)

推しが演じる宮城リョータさん。湘北高校バスケ部のスタメンでは唯一の2年生。168cm。仲村宗悟さんと同じ身長だ!特番でキャスト陣は原作者の井上雄彦氏からのディレクションだった「ナチュラル」という言葉をしきりに出していた。168cmの男からは168cmの男の声がするもんね。興奮してきたぜ。

というか解禁された情報を見るとなんか、宮城リョータさんが中心にいないですか??

特報の映像を見たファンが今回の映画は『ピアス』なのでは?と話している。ほうほう、そんなのがあるのかと調べてみた。スラダンの連載終了後に掲載された井上雄彦氏の読切で、3年前に海に行ったまま帰ってこない兄を待つ弟の話だそうだ。そしてスラダンファンの間では、この弟の「りょうた」が宮城リョータなのではないかというのは有名な話らしい。なるほどね~。

えっじゃあ今回の映画の主人公は宮城リョータさん……ってコト!?!?そうなると、推しが映画の主演になるのですが……。

 

まあ全部憶測なので公開日を待つしかない。1か月など秒だ。すぐに公開日がやってきた。 公開日は朝から夜までバイト戦士をやっていたわけだが、休憩中にネタバレが流れてきた。 ツイッター歴が長くても油断しているとこういうことがある。

ガッツリクソデカネタバレというわけではないのだが、「宮城リョータの出身地が沖縄」というものだった。

え????????それは、ちょっと、え????????

なぜオタクがこんなに動揺しているのかというと、仲村宗悟さんの出身地が沖縄だからだ。「仲村」という苗字は沖縄に多い。彼は高校の頃に沖縄県民お馴染みのスーパーかねひででアルバイトをしていた経歴を持つ。←この説明いる?

余談だが推しはよく「中村」とか「宗吾」とか誤字られるので、そのたびに「人の心がない!人の心がない!」と空リプで指摘している(にんべんとりっしんべん)。みんなも人の名前を扱う際は気を付けるように❕

宮城リョータさん沖縄出身がガチ情報なら、同じ身長・同じ出身地のキャラクターを仲村宗悟さんが演じたということだ。そ、それはもう、とんでもない巡り合わせではないでしょうか。

12時間拘束のバイト終わりにレイトショーに駆け込んだ。ミリしらオタクはドキドキしながら席に着く。

開始1秒で出てくる「沖縄」の文字。早いよ、答え合わせが。

映画館という空間で、2時間の物語を見つめる。私は本当にキャラクターの顔と名前ぐらいしかまともな情報を入れずに行ってきたけど、マスクがびしょびしょになった。2時間ずっと泣きっぱなしだった。途中声を出して泣きそうになった場面もあった。感受性が豊かなのでね……。

宮城リョータさんの声、すごく仲村宗悟さんなのに、でも宮城リョータさんで、なんか、すごかった(カスの語彙力)

「大きな喪失からの前進」「青少年のアイデンティティの獲得」は物語を描くにあたって永遠のテーマだと思っているのだが、2時間という制約のなかでこんなにも鮮やかに、スタイリッシュにそれを描くことができるのか……と思った。もちろん、この境地に至るまでに気の遠くなるほどのトライアンドエラーを繰り返したであろうことは想像に難くないし、メイキング本(『THE FIRST SLAM DUNK Re:Source』)やスタッフインタビューなどからもそれは伺える。

公開前のプロモーションから得られる情報量の少なさを考えると、「よく我慢したな……」と思ってしまう。そんなに時間をかけて作った映画、私だったらもう、めちゃくちゃにアピールするし(承認欲求)

 

試合シーンの素晴らしさはすでに多くの人々が語っているので私が語れること、なし。以下の記事がすごく興味深かったので読んでほしい。

realsound.jp

(中略)宮城リョータの人生時間を、一つの試合とともに圧縮して提示している。アスリートとは、プレイに人生を懸けて生きる人間だと思うが、まさにプレイの一挙手一投足の背後に、人生の積み重ねがあるのだと映像モンタージュを駆使して描いている。

今回の映画は原作最後の試合である山王戦を描いているが、映画の制作側は「山王戦の映像化」とは銘打っていない。あくまでもこれは『THE FIRST SLAM DUNK』という物語であり、宮城リョータの人生がまず真ん中にあると私は思っている。私は人間を追いかけているオタクで、やっぱり人間の物語に惹かれてしまうから、この映画が「山王戦を通して、宮城リョータという17歳の青年が自己を見つける物語」だったのがすごく好きだった。

また、こちらの記事では時間表現について語られているが、「空間表現のリアルさ」もすごかった。試合シーンで言えばバスケットコートの広さもそうだし、ミニバスの試合の小学校の体育館と団地!!!!!!!!!ミニバスのシーン、体育館の床に細かな傷がいくつもついているのが分かるカットがあり、マジで「古い小学校の体育館の床」すぎて母校の体育館の匂いを思い出す。

空間表現を徹底的にリアルに描くことで、時間表現の自由さがより際立つ。THE FIRST SLAM DUNKって……すごくない!!!?!?!?

 

宮城家が抱えている痛みについてだが、日本で生きてきた私たちが経験した痛みと繋がるとも感じた。リョータは兄を海に奪われてしまったが、「大切な人が海に攫われた」というのは3.11を経験した我々にとって大きな傷であるし、『THE FIRST SLAM DUNK』 が大ヒットしている隣国・韓国もまたセウォル号沈没事故で同じ傷を抱えている(特に愛する子供が船に乗ったまま帰ってこないという点において、兄弟の母・宮城カオルが負った傷と大きく重なる部分がある)。

「ソーちゃんは遠い島でひとりで暮らしてる」と幼少期のアンナが信じていたのを考えると、ソータの身体は海から帰ってきていないのだと思う。海難事故のニュースが報道されると、我々はせめて遺体が遺族の元に帰れるようにと願う。「フィクションにおける死」というのはどうしても画面の向こう側の出来事として捉えてしまいがちだがそうではなく、ソータの死は我々も共感できる痛みとして描かれている。

 

感想、書いても書いても無限に出てくるな。温泉か?

何より、仲村宗悟さんのオタクとしては、宮城リョータさんと仲村宗悟さんが出会ってくれて良かったと思うのだ。

リョータには兄と1on1が出来なくて泣いてしまうような甘えたで繊細な部分があるが、自分を守るために身に着けた荒々しさや“余裕そうな表情”の中にそれを隠してしまった。でも、ハドルを組む前の「そのままいけるならいっちゃえ」「ダンナは流川を見てて」といったセリフからは、武装がひとつ剥がれ落ちたような、リョータの内側の柔らかな部分が表れているように思う。

仲村宗悟さんの声と話し方は丸くて柔らかくてあたたかい。彼は兄が3人いる生粋の弟なのだが、他人からも末っ子だとすぐ当てられるらしい。確かに仲がいい声優たちと話しているときはめちゃくちゃ末っ子になる。なんというか、話し方が“弟のそれ”なのだ。かわいいぜ。

仲村宗悟さんが素で話すと、彼が弟として生きてきた人生がその身体に表れる。それは彼が意識していなくても。弟という生き物は生まれたときから弟なのだ。仲村宗悟さんの声が、人生が、この映画の「宮城リョータ像」を描く上で必要不可欠なピースになっていて、それがすごく嬉しかった。

 

桜木花道役の木村昴さんがバラエティ番組に出演された際のトークによると、元々は公開日まで一切の情報を伏せたままにする方向だったが、予定が変わり急遽11月に湘北スタメンキャストの発表をしたらしい。
つまり私達は12月3日に突然推しに「今日公開のスラダン出てます」報告をされる可能性があったということだ。流石にそれをされたら当日Twitterで情報見て混乱でゲロ吐いてたと思うから事前発表してくれてありがとうございます。

 

映画を浴びてから脳みそが完全にやられたのでこんな感じになる。

こんなになっても卒論は出せる!!!!ちゃんと卒業できました。

原作読了後の『THE FIRST SLAM DUNK』、噛めば噛むほど味がするスルメだった(?)映画では描かれていないシーンも見えてくるし音になっていないセリフも聞こえてくる。特に木暮先輩の「2年間も待たせやがって……」とか、聞こえてくるよね……。

 

海外での公開も展開されていき、シンガポールでの公開も決まった2022年の年末、1月7日に行われるシンガポールでの先行上映会のゲストに仲村宗悟さんが出演するという情報が12月27日に入る。オタクはビビった。なぜならシンガポールでのイベントの翌日の夜に日本でイベントが入っているからだ

仲村宗悟さんの1月の土日スケジュールをご覧ください。

改めて見返してみても、何?

現地のファンの反応を生で見れる機会だから本人も絶対に行きたかったんだろうな……とわかるので、とりあえず……睡眠と食事だけは……取ろう!!という気持ちで見ていた。

会場がマリーナベイサンズ内の劇場だったので、私は「前日入りかな~満喫してきてくれ~」と思っていたのだが、実際は「1月6日の夜まで仕事→夜にシンガポール行きの飛行機に乗り機内泊→7日に現地に到着、イベント3回回し→7日の夜に日本行きの飛行機に乗り機内泊→8日に帰国」というスケジュールだった。シンガポール日帰りとかそんなことある?あった。せ、せっかくのマリーナベイサンズを……。でもメイクや休憩中にホテル側の計らいでスイートルームを使えたらしい。良かったね。

 

日帰りでもめちゃくちゃエンジョイしている

 

そして8日の夜に日本で『オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会』という番組のイベントを行ったのだが、この番組はオーイシマサヨシさんと仲村宗悟さんの二人がゲストの想い出のアニソンをセッションするという番組であり、宗悟さんは当然だがギターを弾く。今回のイベントはゲストが5名いたこともあり曲数が多く、めっちゃ弾いていた

番組のMCとしてイベントを進行し、ギター演奏や歌唱、コーナーでのボケなど、疲れを見せない仕事ぶりに感動した。本当に、いつもありがとう。

ちなみにこの番組は過去に笠間淳さんもゲストで来ており、序盤に宗悟さんに対して放った言葉がまあまあパンチが効いていて面白いので、課金する機会があれば(あるか?)見てみてほしい。ちなみに梶原岳人さんや瀬戸麻沙美さんゲスト回もあります。

www.nicovideo.jp

 

公開前から更新されていたスタッフインタビューシリーズ『COURT SIDE』に、2023年1月1日仲村宗悟さんのインタビューがアップされた。良い新年です。
『THE FIRST SLAM DUNK』が半年もロングランしてくれてるお陰でいまだに多くの新規ファンを増やしているので、ちょっと前にアップされたメディアを知らない人もいるかもしれない。湘北スタメンキャストや、映画制作に深く携わったスタッフさん、原作者であり監督の井上雄彦氏のインタビューも掲載されているので要チェックや!(彦一)

―― 演じてみてキャラクター像の変化などはありましたか?

仲村 演じていてより愛が深まっていきました。リョータってやんちゃな印象だと思うんですが、アフレコをしていくなかでセクシーさを感じるようになりました。湘北の切り込み隊長としてのプレースタイルはもちろん、行動やセリフにすごくセクシーさがあるんです。井上監督に「リョータって、セクシーですよね」と言ったら、「そうなんだよ!」ってふたりでとても盛り上がりました。それがきっかけで、井上監督とより深くリョータについて話し合えましたし、僕自身の理解も深くなりました。

ここ絶対赤マーカー強く主張。フォルテッシモ。
ここ見た時思わず「勝訴」みたいに「セクシー」って墨で書いた紙を持って走り回るところだった。そんなの中島健人さんくらいしか許されなさそうなのでやめましたが……。はぁ……そうですか……セクシー……そうですか……なんか……ありがとね(?)

 

公開から67日目の2月8日に興行収入100億突破の方が流れてきた。キャスト発表時に「爆死だろw」とか言っていた人間たち~~~~~~~見てるか~~~~~~~~~~^^^^^^^^^^

まあキャス変ってだけで推しが理不尽に批判されたんだからね、根に持つよね。

 

この時期になると映画を見た人々からの「キャストの舞台挨拶をやってほしい」という声を散見するようになった。

というのも、キャストの舞台挨拶というのは作品というよりもキャストのファンが自分の推しを見る目的で行くことも多い。それが悪いとは一切思っていない(金という対価を支払っている時点でそこに観客の優劣はなく対等である)が、『THE FIRST SLAM DUNK』は作品第一主義であり、作品がまず最前線にあって、作品が観客と対話をする、そういう空気がある。だからキャストのファンサービス的な側面が強い舞台挨拶系のイベントはやらなかった。特に今回の映画はネタバレというか物語の展開を明かしていくことに対してすごく慎重な姿勢を取っていたし、キャストもネタバレをすごく気を付けていた印象がある。

私も「公式がそう思っているなら……それでいい❕」になってたけど、でもさぁ~~~~アフレコの裏話とか役作りの話とか色々聞きたいことあるからさぁ~~~~~なんか、なんかやらん??とは思っていた。

そうこう過ごしていたら、4月に韓国で仲村宗悟さんと笠間淳さんが韓国の吹き替え声優さんたちと一緒に舞台挨拶をやったこともあり、日本でも、という声は大きくなっていき、公式もそんなファンの要望に応えて日本でもキャストのトークイベントをやろうと動き出した。𝓗𝓐𝓟𝓟𝓨 𝓗𝓐𝓟𝓟𝓨 𝓗𝓐𝓟𝓟𝓨

大荒れしていたキャスト発表から約半年。5月7日に湘北のスタメンキャスト5人が一堂に会する『THE FIRST SLAM DUNK COURT SIDE in THEATER Vol.1』の開催が決まった。

まあ案の定現地チケは戦争で取れず、ライブ・ビューイングでの参加。現地チケ当たったら当たったでバカのスケジュール*1をこなすことになったと思うので結果オーライと考える。

 

映画本編終了後にトークイベントの中継があり、『COURT SIDE in THEATER』のOPが流れる。その中に、試合中三井に「引くなよ宮城」と声をかけられたリョータの「引かねーよ!」というセリフのアフレコ風景が入っていて、それを見た瞬間涙がぶわっと出てきた。あぁ本当に仲村宗悟さんが宮城リョータを演じたのだという実感と、非常に烏滸がましい感情なのだが「大きくなったな」という感慨深さが胸を突いた。

トークイベントが始まりキャストが登壇すうわ仲村宗悟さん可愛すぎ!!!?!?!?!???!?映画館の大画面に映る仲村宗悟さんの可愛さたるや。すいません、仲村宗悟さんのオタクを6年ほどやっていますが未だに目のデカさに新鮮に驚いちゃうんです。今年35歳になる成人男性に対してこの表現使うのもどうかと思うけど「うるきゅる」、なんすわ……。ていうか仲村宗悟さん今年の7月で35歳!!!!??!?!?絶対嘘。(本当です)

韓国でのイベント時に推しを見た韓国のネキが「キャラクターも妖精で声優も妖精なのか……」とツイートしていた。そうだよ。

韓国舞台挨拶後に投稿された写真。仲村宗悟さんは事務所の先輩の金田朋子さんに「太りかけのクマ」というあだ名を付けられたことがあります。

 

トークイベント終盤の最後の挨拶。仲村宗悟さんが「ライブ・ビューイングの皆さんも本当にありがとうございます~!」とカメラに向かって手を振ってくれた瞬間に「ライビュ会場が見えている仲村宗悟さんだ!!!!!」と嬉しくなった。“実家”の光景だから……*2。メディアもたくさん入っていてカメラ複数台あったはずなのにカメラ目線バッチリだったから「自分を映しているライビュカメラ」を把握している男の動きだった。俺はしゅうごと目が合ったぞ!!!!!(定期)

さらに言えば仲村宗悟さんの直前に挨拶をした笠間淳さんが、めちゃくちゃ”語り”をしているのもなんかもう、”実家”……。長くなりそうなのをなんとか抑えながら話してるのが伺える。偉い。蘇る7th横浜の挨拶でふーみんにタイムキープされた笠間さんの記憶。

「今日湘北メンバー5人で立つことができて、本当に、嬉しかった!」と笑う推しの姿。「嬉しかった」の声色は、なんだか「こぼれ出た」という言葉が当てはまるように思う。また涙が出た。安心してほしい。今この場所にいるのは、あなたたちの話を聞きたくて足を運んだ人々だ。あなたたちは望まれてその場所に立っている。

「次回があったら是非山王メンバーなんかもね!」と、“未来”の話をしてくれるのも「私の大好きな仲村宗悟さんだ~!」と嬉しくなった。

”未来”というのは不確定で、絶対なんてものはなくて、娯楽が大量に溢れるこの時代に”次”を生み出せるコンテンツはどれくらいあるだろうか。

でも宗悟さんは“次”への祈りを言葉にしてくれる。それが誰かの力になることを知っているから。

締めの挨拶はだいたい主演の方が最後になることが多いので、推しはザファ関連だと最後に順番が回ってくるのだが、私はこの「真ん中に立って最後に挨拶をする仲村宗悟さん」の姿が、とてもとても好きで大切な光景だ。センターに立つ者として、彼がデビューしてから今まで背負ってきた使命。仲村宗悟さんが真ん中にいると安心するんだよな……。(センター慣れ)

トークイベントの最後、MCの麒麟・田村さんが「仲村さんに協力をお願いしてもよろしいでしょうか?」といった瞬間にア!!!!!!!!となる。

イベント前の私のツイートをご覧ください。

ほぼこれじゃん。しかも円陣もしてくれてHAPPY。

湘北スタメンキャスト5人で並んだ時に、みんな演じているキャラクターと体格が近いので、推しが真ん中に立つと凹になってたのがヘヘ……アザマス……。私はこの光景をオタクたちに見せたかったんだよなあ!!!!!!!

そもそも168㎝の男を推しで見慣れているので、映画を見た時にリョーちんの「屈強な男連中のなかにいると小柄だが女性と並ぶと男性性が浮かび上がる体格」にすげ~見覚えがあって面白かったな。これは豆知識ですが仲村宗悟さんアーティスト公式インスタグラムアカウントでは168cmの男性の写真がたくさんアップされているので参考になります(なんの?)

 

2022年10月の投稿。ランティスもびっくりしたよね(?)

 

コートサイド終了後の推しのツイートの「ありあと」でクソーーーーー!!!!!!好きだーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!という感情が爆発してしまった。

「把握されてる……」というオタクのツイートを見たが、仲村宗悟さんは、エゴサをします。のでそりゃ把握もする。

 

6月11日に行われた観客動員数1000万人突破記念生配信、宗悟さんは1部のみの参加予定だったが1部終わりにスタッフさんから「事前告知にはなかったんですけど、宗悟さんには次も参加いただきます」と突如お知らせされるオタク。い、いいんですか!!!?しかもMC要員!!!?!?

仲村宗悟さんはデビューしてから今まで生放送をやっていない時期の方が少ないだろというレベルで生放送をこなしている。ので私は「生放送の申し子」と呼んでいる(?)

というか「MCとして急遽配信に参戦する主演声優」の構図ジワるな。すいません、推しがMCうまいばかりに……。もちろん彼も最初からMCを難なくこなしていたわけではなくて、失敗や試行錯誤を重ねた結果今の彼がある。しゅうご、デカくなったな……(後方腕組み彼氏面)(天ヶ瀬冬馬さん!?)

2部で共演者の皆さんに話題を振ったり、会話量のバランスを見ながら話を促したりするところを見て“信頼”だ……になった。パブサで「仲村さんMCうまい!」「安定感ある」といったワードを見てニチャつく。でも仲良い同業者しかいない空間で“狂”に走るしゅうごも、俺は好きだよ……。

山王のメンバーである松本稔役の長谷川芳明さんと仲村宗悟さんは同じ事務所で付き合いもあるので、2部で一緒のグループになって嬉しかった!長谷川さんがおもしれ〜男なのも皆さんに知れ渡って良かったです。アクロスエンタテインメントの男ってなんか、おもしれ〜から……。

仲村宗悟さんの数多あるおもしれ〜男エピソードで私が好きなもの→「昔吉祥寺に住んでいた頃に駅から家までの一本道にあるコンビニで一番安いワインを買って家にたどり着くまでに飲み切っていた。」

まあまあなイカレエピだよ。この話聞いた時推しのことますます大好きになっちゃったな🎶

配信の中で仲村宗悟さんの「アヤちゃん」を聞いて目の前にジャーキー出された犬みたいになった。ザファの繊細なリョーちんだけでなく、原作のアヤちゃん好き好き!なリョーちんもわりと推しの声で脳内再生できる。その理由はこちら↓↓↓

私が何を言いたいのか、察してください。リョーちんってなんか、ギャルだし……。

仲村宗悟さんのオタクの9割は彼にオタクにも優しいギャルを重ねたことがある説。

 


 

仲村宗悟さんは18歳で上京したのち紆余曲折あり26歳で声優デビューをしているのだが、声優人生の一番最初に受けたオーディションで役を貰った。『アイドルマスターSideM』の天道輝だ。DRAMATIC STARSというユニットで活動している天道輝は、「アイドル界の一番星になる」と決意してアイドルをしている。

天道輝と共に歩む宗悟さんも、ライブなどの場では星をモチーフにした衣装や小道具を身に着ける。だから「星」を背負う仲村宗悟さんをファンはいっぱい見てきた。

映画に話を戻すが、17歳の宮城リョータの履くバッシュはコンバース、星がトレードマークのブランドだ。スラダン関係のイベントでは宗悟さんはコンバースを履いている。それを見るたびに胸がぐっと熱くなる。仲村宗悟さんは星に愛される人なのだと。

 

星に愛される彼が持つ引力の大きさについて、ふと考えるときがある。仲村宗悟さんのファンは、彼が持つ「物語性」に惹かれた部分が多かれ少なかれあるのではと思う。

私は過去の記事で、「「選ばれた」ことは「選んでくれた」ことだけど、同時に「選ばれてしまった」ことでもある」と話した。今回のキャスト変更で起こった炎上をぼんやりと見つめながら、自分のこの言葉を思い返す。

公開後、作品の力は批判を跳ね除けて、世間の風向きは変わった。ああ、これもまた「物語」だ。

新たに生まれゆく美しい「物語」に対する畏れを抱きながら、エンターテインメントの世界で生きることを選んだ一人の男の人生を、私は見させてもらっている。

 


 

👆仰々しいことを言っているが「他人の人生を物語消費している罪悪感を抱えながら推しの物語にメロメロになっているどうしようもないオタク」を説明しているだけです。

というか私が勝手に彼の人生にクソデカ感情抱えているだけで、彼本人は年1ぐらいで漏らしたことを報告してくる気さくでおもろい兄ちゃんだから……*3。オタクの言うことを真に受けないように!

 

この半年間、私生活でもオタク人生でも本当に本当に本当にいろいろなことがあったが(割愛)、仲村宗悟さんがたくさんの出会いをくれたからなんとか楽しくやっている。

私にたくさんの出会いをくれる、もうすぐ35歳になるあなたに、またたくさんの出会いがあることを願っています。仲村宗悟さん宜野湾の誇りだよ~~~~~~~~!!!!!!!*4

 

最後に私が大好きな仲村宗悟さんを、シェア。

news.livedoor.com

natalie.mu

𝒌𝒊𝒔𝒔……………………………………。

 

 

おわり。

 

 

P.S.

仲村宗悟さん3rdライブツアー開催中です。私の大好きな男の人生をぜひ覗きにきてください。

6月25日(日)大阪公演:Zepp Namba(チケット一般発売中)

9月16日(土)追加公演:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)(6/17より一般開始)

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2342043

 

*1:就職で配属が地元(北の大地)になったため、もし当選したらトークイベント後最終便で新千歳に戻り空港泊、始発で家に帰り準備をして出勤しようかと思ってた

*2:仲村宗悟さんはアイドルマスターSideMのライブでライビュカメラへの目線をバッチリ決めてくることに定評がありPの間で「しゅうごはライビュ会場も見えている」と囁かれている。

*3:今年はすでに大きい方を漏らしたそうです。

*4:元ネタ👉レイちゃん名古屋の誇りだよ~~~~!!!!